よくある質問
診療について
急に体調が悪くなったのですが、診てもらえますか?
当院の診療時間は20時までで、土日祝も診療しております。急患もご相談頂けましたら対応致しますので、お気軽にご連絡ください。
初診の際の注意事項を教えてください
初診の際には動物の現在の体調、心配なこと、普段の日常生活などについて詳しくおうかがいしますので、動物の病状や日常生活などについて、よく把握されている方がご来院頂ければと思います。
どんな検査が受けられますか?
動物の状態を把握するための視診、触診、聴診、検温などのほか、症状に応じて、超音波(エコー)検査、血液検査、レントゲン検査や、必要に応じて尿・便検査などを行います。
予防・ワクチン接種について
ワクチン接種はどうして必要なのですか?
ワクチン接種は、外部から侵入してくる細菌やウイルスなどから体を守る「免疫」を作るために行われます。事前に弱めたり、殺したりした細菌やワクチンを注入して意図的に感染させて、体外に排出しようとする免疫反応を引き出し、各種感染病を予防します。
室内で飼っていますが、ワクチン接種は必要ですか?
室内で飼育している場合でも、飼い主様などが衣服を介してウイルスを持ち込み、感染症などに罹患するケースがありますので、きちんとワクチン接種を受ける必要があります。
生ワクチンと不活性ワクチンの違いを教えてください
生ワクチンとは、意図的に細菌やワクチンを弱らせたもので、予防効果が高く、長期間効果を持続させることができます。ただし、生きている細菌・ワクチンを体内に注入するため、注射後、1~2日程度、発熱、不活発(元気がない)、食欲低下などの症状が出ることもありますが、ほとんどの場合、治療を行わなくても解消されます。不活性ワクチンとは、あらかじめ細菌やワクチンを殺したもので、生ワクチンと比較すると効果の持続性が短いというデメリットがある一方、生ワクチンと比べると副作用の心配が少ないというメリットもあります。
子犬・子猫のうちに3回ワクチンを接種する理由を教えてください
子犬・子猫には母犬・母猫からもらう免疫があり、これが機能していると抗体はできません。そのため、通常ワクチン接種は1~2回ですが、初回は無効の場合に備えて2~3回接種します。
フィラリア症とはどんな病気ですか?
フィラリア症とは、蚊が媒介して感染する寄生虫疾患です。「フィラリア」と呼ばれる糸状の寄生虫が心臓や肺動脈などに寄生することで、咳が出る、不活発、食欲低下などの症状が現れるほか、重度の場合、放置すると命を落とす危険性もあります。フィラリア症はワンちゃんだけでなく、ネコちゃんでも発症する感染症です。ネコちゃんの場合、主に肺に異常が現れやすいので、咳、息切れなどの症状がみられたら、すぐに当院までご連絡ください。
室内で飼っていますが、フィラリア症の予防接種は必要ですか?
フィラリア症とは、蚊が媒介して感染する寄生虫疾患ですので、高層マンションの上層階にお住まいなど、室内に蚊が入ってこない環境以外ではきちんと予防する必要があります。また、室内で飼育していても、散歩の際に感染する場合があります。
ノミ・マダニが寄生すると、どのような症状が起こりますか?
ノミ・マダニが寄生すると、痒みのほか、皮膚炎などの皮膚病を引き起こすこともあります。また、飼い主様にも人獣共通感染症として皮膚炎などの症状を引き起こすことがありますので、きちんと予防しておくようにしましょう。
去勢・避妊手術について
去勢・避妊手術のメリットを教えてください
去勢・避妊手術を受けることで望まない出産を防ぐことができるほか、「生殖器系疾患が予防できる」「問題行動が抑制される」「発情にともなうストレスが軽減する」など、ワンちゃん・ネコちゃんや飼い主様に様々なメリットをもたらします。
去勢・避妊手術を受けると「太りやすくなる」と聞いたのですが…
去勢・避妊手術後は、男性ホルモンや女性ホルモンが分泌されなくなるため、運動量が減る傾向にあり、太りやすくなる場合があります。そのため、手術後は肥満を回避するために、食事の量や質に注意する必要があります。
去勢・避妊手術は安全ですか?
手術時には麻酔を使用するため、リスクはゼロではありませんが、麻酔の使用には細心の注意を払い、事故の発生を防止するほか、丁寧な術中モニタリングにより、ワンちゃん・ネコちゃんの体調の変化を注意深く観察して安全な手術を心がけます。
犬の病気・治療について
うちの子はよく嘔吐するのですが、大丈夫でしょうか?
ワンちゃんは人間よりも比較的よく嘔吐し、問題のない生理現象の場合もあります。ただし、何度も嘔吐したり、苦しそうに嘔吐したりする場合には、病気が原因であると疑われるので、すぐに当院までご連絡ください。
うちの子はよく下痢をするのですが、大丈夫でしょうか?
下痢の原因は様々なですが、命にかかわる感染症が原因の場合もあります。嘔吐や発熱などもともなう場合には、すぐに当院で診察を受けるようにしてください。
犬の感染症にはどのようなものがありますか?
ワンちゃんがかかる感染症には、伝染力が強く致死率も高い「犬パルボウイルス感染症」や、神経症状もある「犬ジステンパー」のほか、混合感染で致死率が高まる「犬伝染性肝炎」などがあります。致死率の高い感染症は、ワクチン接種による予防が重要となります。高い免疫力を維持するためにも、毎年1回接種するようにしましょう。
猫の病気・治療について
猫に多い病気を教えてください
ネコちゃんに多いのが、腎不全です。水を飲む量が少ないので腎臓病になりやすいのです。尿が濃いので、石ができやすいという側面もあります。また、雄のネコちゃんは膀胱炎になりやすく、尿の中のごく小さな結晶(結石)が尿道に詰まることがあります。雌のネコちゃんの尿道は短いので大丈夫な場合も多いのですが、雄の尿道は細くて長いので、詰まらせたままでいると尿毒症を起こすことがあります。
目やにや鼻水が出ますが、大丈夫でしょうか?
目やにや鼻水が出ていたら、風邪の可能性があります。人間と同じような症状なので気づきやすいという側面もありますが、症状がひどい場合には当院で治療を受けられることをおすすめします。
うさぎの病気・治療について
うさぎの病気を予防する上で、大切なことを教えてください
うさぎはデリケートな動物で、少しのストレスでも病気になってしまうことがありますので、少しでも「おかしいな」と思った時にはすぐに当院までご連絡ください。
ハムスターの病気・治療について
ハムスターの病気を予防する上で、大切なことを教えてください
ハムスターは病気や怪我などを隠そうとする習性があるため、注意して観察することが大切です。また、皮膚病にかかりやすい動物なので、床材をこまめに交換するなど、飼育環境を清潔に保つようにしましょう。ハムスターの体や行動などで、少しでも「おかしいな」と思われるところがありましたら、すぐに当院までご連絡ください。
再生医療について
再生医療とはどんな治療ですか?
再生医療とは、体の臓器や器官が病気や疾患などで損傷を受けた時などに、それらの基となる細胞を体外で培養して、通常、再生することのない組織や機能の回復をはかる方法です。
幹細胞とは何ですか?
動物の体には、様々な臓器や器官などに変化できる細胞があり、これを「幹細胞」と言います。幹細胞療法では、この細胞を体外に取り出して培養した後、再び体に戻して回復をはかります。
再生医療はどのような病気に対して効果がありますか?
これまで治癒をはかるのが難しいとされていた癌や、椎間板ヘルニアによる下半身麻痺(脊髄損傷)などの疾患に対して効果が期待できます。
副作用はありませんか?
再生医療では動物自身の細胞を使用するため、治療中の拒絶反応が起こる危険性が極めて低いとされています。
ペットホテルについて
ペットホテルを利用する際の注意事項を教えてください
ワンちゃん・ネコちゃんをお預けになる際には、予防注射が必要です。ノミ・マダニなどの寄生虫駆除もお願い致します。
ペットホテルの料金を教えてください
ペットホテルの料金は、1泊3300円からです。詳しくは当院までお問い合わせください。