こんにちは。
看護師の神農です🐥
今日はわんちゃんのお膝についてのお話しをしたいと思います。
尼崎だと大型犬よりも小型犬を飼われているお家が多いかなと思いますが、「小型犬」の子でよくご相談をいただくのが
何かのひょうしにキャンと鳴いて足を上げている、また痛がるようすはないけれどびっこをひいて歩く、などです。
それらは、膝が外れている時だと考えられます。もちろん他の要因(足先が痛い、筋が痛い)もありますが主に膝が原因でのご相談をいただきます。
膝が外れることを膝蓋骨脱臼(パテラとも呼ばれます)といいます。
内側、外側、両方に外れますが一番多いのは内側の膝蓋骨内方脱臼です。
小型犬は膝の溝が浅いので小さい時から外れたりはまったりを繰り返します。
(↑挙上している)
グレードが4段階あり3から手術の対象になりますが
小型犬は体重が軽いので外れていても元気に走っている子はたくさんいます。
痛みが強く常に足を挙上している子などは手術の選択肢もありますね。
生まれつきの子も多いので予防はできないかもしれませんが対策として足に負担がかかるので太らせないようにしたり、
フローリングなどの滑る床で走ったりすると外れたりするのでマットを敷いたり、フローリングで遊ばせないようにするなど
負担を減らすような対策をしてみましょう!