黒いダイヤと呼ばれる高級魚、クロマグロですが、天然クロマグロが激減しているようです。
1961年には16万トンあった太平洋の黒マグロの親魚が1万トン台に激減。
昨年、日本で取り扱われたクロマグロが4万7千トンだそうです。
このままだとクロマグロがいなくなりますね。
従来の養殖は天然の稚魚を捕まえて育てる方法ですが、2002年に近大がクロマグロの完全養殖に成功。
天然のクロマグロが減っていることもあり各企業も完全養殖での生産を始めているようです。
完全養殖は人工的に育てた親魚から卵をとってふ化させて育てる方法だそうですが稚魚を育てるのが難しいようで近大でもふ化から生後40日までの生産率は3%くらいだそうです。
水槽の壁にぶつかって死んだり共食いしたりするようです。
現在、大手水産業者の完全養殖での出荷量は1150トンで全体の3%以下です。
今後、養殖だけで本マグロを生産しようとするには稚魚の生存率を上げていくことが重要になっていくようです。
今日は半眼のわたる君。
スイちゃんはいつもカメラ目線です。
今日はタイミングよくうまく撮れました。
石川