こんにちは。看護師の上野です。
最近ニュースなどでよく聞くのが、「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)です。
これはマダニを媒介としてかかる病気です。
ペットとして飼われている犬や猫の1割がこの重症熱性血小板減少症候群を媒介することもあるマダニに咬まれていたそうです。
ペット保険会社のアイペット損害保険がネット上で全国の飼い主さんに聞くと様々な結果が出たそうです。
「ペットがマダニに刺されたことがある」と答えた飼い主さんが、犬で14.3%、猫で5.7%だそうです。
そして、「咬まれたと思う場所」は「家の周辺にある公園や草むらを歩いている時」が最も多いそうです。
なので、お散歩など少しの外出の際も注意が必要だと指摘しています。
さらに、昨年の夏には、猫に咬まれて重症熱性血小板減少症候群を発症したと見られる女性が死亡したというケースもあります。
また、お家などでペットにマダニがいるのを発見したら、無理矢理引っ張ったりしてしまうとマダニがちぎれてしまいちぎれた一部がペットの皮膚に残ってしまうこともあるので、見つけたら自分で取らずにすぐにかかりつけの動物病院に連れて行ってあげましょう。
また、日頃からノミ・ダニ予防をしておくことも大切ですね。
大切な可愛い家族のためにマダニに注意しましょう。