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2014.07.13

アロマテラピーと猫の話

  猫の肝臓は精油をうまく代謝できない

 猫に精油を使用すると危険とされる根拠は
 精油の成分と猫の肝機能との相性にあります。

 アロマセラピーにしようされる精油は植物の成分を濃縮した脂溶性の化合物です。
 それは猫やフェレットなどの動物の体は、
 このような脂溶性物質を代謝できないことがわかっています。
 人や犬が持っていても猫は生まれながらに不完全であるためで脂溶性物質を
 肝臓内に蓄積してしまい、肝機能障害を引き起こしたり
 重篤な場合は命にかかわることもあります(*_*)

 精油による猫の中毒症状は
 皮膚の炎症、よだれや震え、運動失調、横臥、昏睡ののち死亡した例が
 報告されているそうです(*_*)

 アロマセラピーの中でも猫にも安全性が高いと思われるのは、ハイドロゾルという製品です。
 これはほとんどが水溶性成分のため猫でも比較的安全に解毒することができます。
 ただし100%安全の保証はないため最小限にとどめましょう。

 スタッフ 千本

Tel.06-6480-7728