猫ちゃんも手術の前に麻酔を行っても大丈夫なのか、血液検査を行います。
(オス)
オス猫は、大人になると自分のテリトリーを主張するため
強い臭いのおしっこを壁などのあちこちにふきかける
「スプレー行為」をすることがあります。
よそのお宅に入ってスプレーしてしまう子もいます。
発情期のメスが近くにいるとオスはメスを求めてどこかへ行って
交通事故に遭ってしまったり他の子とケンカをしてしまったりすることもあります。
他にも独特の声で鳴いたりします。
発情期のこういった問題行動は性ホルモンのせいですから
去勢手術をすれば抑えられる可能性は高いでしょう。
男の子の場合性ホルモンによって老齢期に起こりやすくなる
精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気を防ぐというメリットがあります。
(メス)
発情期になると猫ちゃんたちは落ち着かなくなるし
異性を探そうとして外に出たがります。
もしも発情期に外に出られないとストレスがたまってしまいます。
不妊手術には乳腺腫瘍や子宮蓄膿症といった病気を予防する
役目もあります。
手術は6か月齢くらいまでに手術をすると予防効果が高いです。
生後1年をすぎてしまうとほとんど予防効果は低くなってしまいます。
それに小さいうちに手術をすれば傷も小さく済むし
使う麻酔の量も少なくて済みます。
不妊・去勢手術後の肥満を防ぐための注意点
1.脂肪や炭水化物量を抑えた食事を選びましょう。
2.タンパク質を多く含む食事を選びましょう。
3.給与量を守りましょう。
4.尿路結石に配慮している食事を選びましょう。
スタッフ 千本